こちらでは
- レジン保存加工のメリット、デメリット
- 当店のレジン保存加工の特徴
をお伝えします。
最後まで読んで頂くと、当店のレジン保存加工のことが良く分かります。
レジンとは、樹脂のことです。ここで書いているレジンとは、当店が使用しているエポキシレジン(エポキシ樹脂)のことをさしています。
エポキシレジンとは、2つの液を混ぜ、化学反応で固まるレジンのことです。
紫外線硬化樹脂のUVレジンとは、若干性質が異なります。
レジン保存加工3つのメリット
レジン保存加工は大きく3つのメリットがあります。
- 美しい状態が長く保つ
- 高い透明感
- 幅広いアレンジ
①美しい状態が長く続く
きれいな状態が長く続く
水分があるものはレジンに閉じ込められないので、例えば、バラの場合はドライフラワーにしますが、その美しい状態は長い期間保つことができます。
「美しい状態を長く保つことができる」ということは「大切な思い出を鮮明に長く残すことができる」ということ。
レジン保存加工最大の特徴です。
- そのまま保存可:インコの羽根、犬の毛、猫の毛、兎の毛
- ドライフラワー、押し花:花、クローバー
形が崩れない
レジンに閉じこめると直接触ることはできないですが、形が崩れてしまうことはないです。
割れにくい
一見ガラスのように脆そうですが、落としても割れないくらいの強度があります。
当店のレジン保存加工は控えめに言って美しい状態を10年以上は保ちます。
2010年よりレジンを制作、研究しており、10種類以上のレジン液を試した中で一番良いレジン液を使用しています。
美しい状態が長く続くので、眺めるたびに大切な想い出が蘇ります。
②高い透明感
レジンの透明度が高いので、レジンに閉じ込めている大切なものの質感、色みがはっきりと良く分かります。
使用するレジン液、作り方によって透明度は異なります。
お客様より「ガラスのように透き通る透明感」と感想をよく頂きます。
透明度以外にもレジンに全然気泡が入っていないことも驚かれます。
これは、高い透明度になる高級レジン液を使用していることと、当店の技術によるものです。
③幅広いアレンジ
色んな形に加工できる
型にレジン液を流し込み固めることによって型の形のレジンができます。
様々な形の型を使うことによってオブジェなどを作ることができます。
大切な想い出の品を閉じ込めピアス、ネックレス、バッグチャームなどの身に付けることができるアクセサリーをつくることができる点もレジン保存加工ならではの特徴です。
技術によっては、テーブル、照明などの大きなインテリアまで幅広く制作できます。
封入できるものが多い
金属パーツ、パールやビーズなどを大切なものと一緒にレジンの中に閉じ込めることができます。
油分、水分がないものはレジンに閉じこめることができるので、より自分のこだわりをデザインすることができます。
レジンに色付け、ラメ加工
着色剤をレジン液に混ぜることによってレジンに色をつけることができます。
ラメ入りキラキラレジンも可能です。
例えば、プロポーズの日の夜空、海を表現、なんてこともできます。
当店は、これだけしか作りません!作れません!
というスタイルではないです。
2010年から制作している技術、経験と5,000件以上のオーダーの制作実績があります。
当店の制作事例は「制作事例」を参考ください。
レジン保存加工つのデメリット
メリットの反面、知っておきたいデメリットも3つお伝えします。
- 経年変化でレジンが黄変
- 制作に時間がかかる
- 色がくすむ
①経年変化でレジンが黄変
時間経過とともにレジン自体が黄色みがかってきます。
どれくらい経てば黄色くなってくるか、どれだけ色が変わるかはレジン液の質、作り方によっても変わってくるので一概に言えないです。
個人的には、この樹脂の時間経過とともにセピア色に変わること、これもレジンの味わい深いところなので楽しんで頂けたらと幸いです。
経年変化でレジンが黄変しにくいように品質が良い高級なレジン液を使用しています。
数年のテスト期間を経て実際に経年変化を確認してから使用しています。
②制作に時間がかかる
エポキシレジン(エポキシ樹脂)は2つの液を混ぜ、型に流し、化学反応で固まります。
レジン液が固まるのにレジン液の種類、作り方、気温にもよりますが、1日~3日ほど時間がかかります。
大量のレジン液を一度に型に流すとレジン液が発熱して花が傷んだり、封入物が浮いてきたり、沈んだりして思ったところにデザインできないので、①レジン液を流す、②封入物をいれる、③固めるという作業を何度も行いレジンの層をつくっていきます。
大きさに関わらず同じ工程をふむので一つの商品を作るのにどうしても時間がかかります。
レジン保存加工に1か月以上お時間がかかります。
当店では、この制作の待ち時間を不安を減らし、ワクワクする体験にするために
1.当店に封入するものが到着した時
2.ドライフラワーが完成した時(ドライフラワーの必要がある場合)
3.商品が完成した時
上記のタイミングでお写真つきの経過連絡を行っています。
ご注文からお客様のお手元に商品が到着するまでの流れは「ご依頼から完成までの流れ」をご確認ください。
③色がくすむ
例えば、生花のバラをレジン保存加工をするためには一度ドライフラワーにする必要があります。
しかし、赤バラを普通にドライフラワーにすると、赤紫のような色になってしまいます。
これは、アントシアニンという赤の色素が生花からドライフラワーになることで、酸性からアルカリ性になり、赤から赤紫に変色する性質があるからです。
バラをドライフラワーにした際に少しでも生花と同じ花の色になるように特殊な加工を行いドライフラワーにしています。
届いたお花の状態にも左右されるので、あまり効果がない時もありますが、少しでも美しい状態で保存できるように努めています。
まとめ
プロポーズのバラや4つ葉のクローバーなど想い出と一緒にいつまでもきれいな状態で残したい!
ペットの鳥、犬、猫、うさぎをいつでも一緒に感じていたい!
そんな方にはレジン保存加工はぴったりな方法です。
茶色の囲みにはhappyresinの特徴を記載しています。