今日はエッセンシャルオイル(精油)を使った石膏への香りのつけ方についてお伝えしていきます。
先日まで、石膏レジン、石膏レジンと言ってましたが、今日は一旦石膏への香りのつけ方です。
次回に石膏レジンと香りについて書いていきたいと思います。
目次
エッセンシャルオイル(精油)って何?
作り方の前にエッセンシャルオイル、精油についてお伝えします。
エッセンシャルオイルは植物の香り成分を抽出したエッセンスです。
大量の花や葉っぱ、果皮などを蒸したり、絞ったりして抽出した100%天然のものをエッセンシャルオイルと言います。
エッセンシャルオイルと精油は英語か日本語かの違いで同じものをさします。
100%天然じゃないものはエッセンシャルオイルとは呼べず、合成香料をアルコールなどで希釈したものです。
今日は、せっかくなので本格的な香りの100%天然のエッセンシャルオイルを使用して、お伝えします。
石膏への香りのつけ方
まず、型で石膏を作ります。
石膏の作り方は前回のブログ記事、石膏レジンの基本的な作り方!注意点も詳しく解説 を参考にして、 10.石膏完成 まで作ってください。
下の画像の状態です。

そこにエッセンシャルオイルを垂らします。
エッセンシャルオイルはオレンジスイートを使っています。
だいたい、1、2滴ほどでよいです。

石膏に2滴垂らした直後の画像です。

数分でこんな感じに石膏の中に染み込んでいきます。

細かい部分にエッセンシャルオイルを垂らしたい場合は、スポイトを使うと便利です。
スポイトの使い方はエッセンシャルオイルが入った瓶に先端を入れ、エッセンシャルオイルを吸い取り、石膏にを垂らします。
スポイト内にエッセンシャルオイルが残った場合はエッセンシャルオイルが入った瓶に返し、スポイトの先はエタノールで洗浄を行うと良いです。


香りにもよりますが、数日間は良い香りが続きます。
香りが弱まれば、また、石膏に香りをつけると何度でも使用することが出来ます。
違う香りをつけたい場合は今つけている香りがなくなった後に別の香りをつけると良いでしょう。
香りのつけ方は以上です。
「すごく簡単!!」
「石膏にエッセンシャルオイルを垂らしただけ!!」
と思われるかもしれませんが、ほんとに簡単です。
石膏にエッセンシャルオイルを香り付けをする際の注意点
石膏に香りをつけたいと思い立ってから香りについて色々と勉強しました。
自分で調べたり、アロマの専門家に教えて頂いたりする中で実はここからのことが一番大事じゃないかと感じました。
原液を直接触らない
非常に濃い純度の高いエッセンスなので、エッセンシャルオイルは直接肌に触れないようにしてください。
肌についた場合、皮膚刺激を起こしかゆくなったり、場合によってはかぶれたりします。
肌についた場合はすぐに石鹸でよく洗ってください。また、異常のでた場合はお医者さんに相談してください。
石膏の裏側からエッセンシャルオイルが染みてくる

エッセンシャルオイルを薄い石膏に大量に垂らすともちろん裏側から染み出てきます。
レジンで使うような厚みの薄い型に石膏を流しアロマストーンとして使う場合は受け皿を用意するのがよいでしょう。
机にもこぼさないように
エッセンシャルオイルが机の上に垂れた場合は机の塗料も溶かしかねないです。
もし、机の上に垂れた場合はすぐにティッシュで拭取ってください。
石膏に色がつく
エッセンシャルオイルを石膏に垂らし時間経過とともに香りがしなくなってもエッセンシャルオイルの種類によっては石膏に色が残ります。
まとめ
石膏への香り付けは型で石膏を作り、その上からエッセンシャルオイルを垂らすと香りがつきます。
石膏にエッセンシャルオイルで香りつけする際の気をつけたいポイントは4つ
・原液を直接触らない
・量が多いと石膏の裏側から染みてくる
・机にもこぼさないように
エッセンシャルオイルの種類によっては色が石膏に残る
です。
さて、では次回は石膏レジンへの香り付けをお伝えしていきます。
アロマ専門店bud-バド-さんにアロマのことを色々と教わりました。
今回、アロマのことを独学で勉強しているとわからないことだらけでしたので、アロマのプロ、アロマ専門店のbud-バド-ご夫婦にアロマのことを教えて頂きました。

相談中にbud夫婦を隠し撮りパシャリ!ほんと仲良し。(掲載許可を頂いてます)





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